読書
タイトルは古代ローマ帝国の哲学者キケロの言葉。小島亮一さんは大戦中にフランスで暮らした人だ。友情というものが存在するなら小島さんとピエールとの関係を指すのだと思うほどふたりの友情が熱くて厚い。ピエールがユダヤ人を匿いゲシュタポに連行された…
最近、気に入っている普段着はスコットランドのお爺さん風。 今読んでいるのは慎み深いアンドレ・ジッドの日記。「無知から作られた幸福など欲しくない」と言ったジッド。1ページから読まないでパッと開いたところを読む。 自宅用 バッグに入れて連れまわす用
フランスでは理由なく笑うと頭がおかしいと思われるか馬鹿にされるらしい。フランス人は笑顔の安売りをしないのだそうだ。笑顔を信仰しているアメリカ人とは逆だ。フランスで発狂しそうになったアメリカ人は少なくないらしい。フランス人とうまくつきあうた…
モンテーニュちゃん フランスの思想家、モラリスト、法官辞職後、聖賢の書に埋もれて随想「エセ」を書いた。友人はアンリ4世。 「本を読んでいて、むつかしいところにぶつかっても、私はやきもきしたりはしない。一突き二突き、あとはほっておく。 いつまで…
夫からの誕生日プレゼントはAmazonギフト券。開封せず、夫の誕生日プレゼントとして使っている。これが私たち夫婦の形。 ある人に「物よりお金」と言われて以来、物は渡さないことにしている。「みんな金が欲しいのだ。そうして金より外に何も欲しくないのだ…